日本脳炎の予防接種を受ける年齢は3歳と予防接種ノートにあります。国内の日本脳炎患者の発生数は少ないと聞きますが、予防接種を受ける必要はありますか。
日本脳炎ウイルスはアジア広域に広く常在しており、現在でも大流行が見られるなど多数の患者が報告されています。国内では、毎年、西日本を中心に患者が報告されており、昨年は関東地方でも患者の報告がありました。流行地に滞在および旅行することで感染する可能性があります。日本脳炎の治療は対症療法しかないため、予防接種が効果的です。3歳になったら、予防接種ノートに記載されている必要性や副反応について理解した上で、予防接種を受けましょう。
【標準的な接種年齢】
1期初回:3歳(2回)、1期追加:4歳(1回)、2期:9歳(1回)
平成17年度から平成21年度にかけての積極的勧奨の差し控えにより接種が完了していない方は、国の特例措置により未接種分を接種(無料)できます。
詳しくは、我孫子市ホームページ「日本脳炎ワクチンの接種のお知らせ」をご確認ください。